2016年度 校長先生からの10月のお薦めの一冊「空海」
【10月の推薦図書「空海」著者 高村 薫 各1944円 新潮社】
高村 薫は私が好きな作家の一人です。空海の生きた世界をカメラを携えて旅をして書かれています。阪神淡路大震災の体験と東日本大震災への思いをもとに高野山や四国、東北を訪れ、空海の体験を自身に重ね合わせ、空海の見ただろう風景、考えたであろう心情を紹介しています。司馬遼太郎さんが書いた「空海の風景」も面白く読みましたがこの本はまた違った「空海」に出会え、新鮮でした。今週の月曜日出張した新幹線と帰ったその日に読みきりました。読みやすい「空海」でした。